あわら市単語

アワラシ

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あわら市とは、福井県の北端に位置する市である。

概要

観光と農業、製造業がバランスよくまとまっている福井平野から加越台地にかけて広がる市。

2004年（平成16年）3月1日に坂井郡芦原町と金津町が合併して発足した。

北部には北潟湖と坂井北部丘陵地帯、中央部にJR 芦原温泉駅とあわら温泉街を核とした2つの市街地、南西部には田園地帯、東部には標高500mから600mの山林地帯がそれぞれ位置する。

縄文時代の遺跡である桑野遺跡や舟津貝塚が発見され、中世には宗教都市となり、江戸時代には北陸街道の宿場町として栄えるなど、長い歴史を持つ。

百人一首の競技大会が開かれるなどカルタのまちとしても知られる。

明治時代に拓かれたあわら温泉は数多くの源泉と優れた泉質で知られる北陸地方を代表する一大温泉地。

西部の福井平野や北部の丘陵地帯では農業が盛んで、コメや四季折々のフルーツ、野菜が栽培されている。特にブランドサツマイモとブランドトマトは有名。

あわら市と加賀市にまたがる北潟湖は景勝地として名高く、釣りや野鳥観察を楽しむ人が集うほか、サイクリングロードも整備されているなど、市民の憩いの場として親しまれている。湖畔には花菖蒲園もあり、6月上旬からは300種20万本もの花菖蒲が優美に咲き誇る。

金津祭は、福井県最大級の山車巡業とお囃子で知られる歴史ある金津神社の祭礼。
あわら湯かけまつりは、毎年8月8日と9日に行われているあわら温泉の奇祭で、 1日目はあわら湯のまち駅のロータリーで御輿にお湯がかけまくられ、2日目は民踊を輪になっておどる大盆踊り大会と饅頭まきが行われる。毎年趣向を凝らしたパロディポスターが市民の間で話題に。