Void Linux に興味を持って、デスクトップ環境をつくろうとした時のことです🙂
デスクトップ環境に Enlightment を選択しました。初めて使いましたが、見た目の荘厳さに反して動作が軽快で驚きました。(ただしクセはあるように感じました。)
Void Linux 自体についても、XBPS パッケージシステム に色々そろっていて、便利でした。ささいなお話ですが、xbps-install
コマンドは、pacman
や apt
よりも入力しづらく感じました。笑 init システムに runit
が使われています。
日本語入力環境として iBus + mozc を用意しました。環境変数 GTK_IM_MODULE
/ XMODIFIERS
/ QT_IM_MODULE
の設定などを行いました。
しかしながらそれらを完了させた後でも、Enlightment 標準のターミナルである Terminology では、日本語を入力することができませんでした。他の Linux のように、GTK や QT のアプリケーションへ対応させるだけでは、不十分のようです。
結果として、ECORE_IMF_MODULE
を設定することで解決できることがわかりました。
(参考) https://github.com/borisfaure/terminology
$ nvim ~/.xprofile
以下のように環境変数を追加します。
export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
ibus-daemon -drx
+
+ export ECORE_IMF_MODULE=ibus
以上です。
Ecore の IMF というのは、Input Method abstraction Framework のようです。(参考: EFL)
試してはいませんが、Fcitx を使う場合も、同様のはずです。
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