利他・ケア・傷の倫理学 : 「私」を生き直すための哲学

書誌事項

利他・ケア・傷の倫理学 : 「私」を生き直すための哲学

近内悠太著

(犀の教室)

晶文社, 2024.3

タイトル別名

Ethics of altruism, care and vulnerability

利他ケア傷の倫理学 : 私を生き直すための哲学

タイトル読み

リタ・ケア・キズ ノ リンリガク : 「ワタクシ」オ イキナオス タメ ノ テツガク

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注記

その他のタイトルはブックジャケットによる

参考文献: p298-302

内容説明・目次

内容説明

「僕たちは、ケア抜きには生きていけなくなった種である」多様性の時代となり、大切にしているものが一人ひとりズレる社会で、善意を空転させることもなく、人を傷つけることもなく、生きていくにはどうしたらいいのか?人と出会い直し、歩み直し、関係を結び直すための、利他とは何か、ケアの本質とは何かについての哲学的考察。進化生物学、ウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」、スラヴォイ・ジジェクの哲学、宇沢弘文の社会的費用論、さらには遠藤周作、深沢七郎、サン=テグジュペリ、村上春樹などの文学作品をもとに考察する、書きおろしケア論。『楢山節考』はセルフケアの物語だった!

目次

  • 第1章 多様性の時代におけるケアの必然性
  • 第2章 利他とケア
  • 第3章 不合理であるからこそ信じる
  • 第4章 心は隠されている?
  • 第5章 大切なものは「箱の中」には入っていない
  • 第6章 言語ゲームと「だったことになる」という形式
  • 第7章 利他とは、相手を変えようとするのではなく、自分が変わること
  • 第8章 有機体と、傷という運命
  • 終章 新しい劇の始まりを待つ、祈る

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD06369461
  • ISBN
    • 9784794974143
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    302p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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