ハンナ・アーレント : 「世界への愛」の物語
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書誌事項
ハンナ・アーレント : 「世界への愛」の物語
みすず書房, 2021.3
- タイトル別名
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Hannah Arendt : for love of the world
ハンナ・アーレント : 世界への愛の物語
ハンナアーレント : 世界への愛の物語
- タイトル読み
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ハンナ アーレント : セカイ エノ アイ ノ モノガタリ
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注記
その他の共訳者: 矢野久美子, 粂田文, 橋爪大輝
原タイトル: Hannah Arendt:for love of the world. 原著第2版 (Yale University Press, 2004) の翻訳
"没後評価の高まる政治哲学者が、そのつどの時代に思考し判断し活動した全てを、共に考えるために-。ハンナ・アーレントの人生と交友関係、思考を巡るトピックや資料を網羅した伝記。2004年の原著第2版に基づく日本語版。"--TRC MARCより
アーレント著作一覧: 巻末p22-39
索引: 巻末p1-19
内容説明・目次
内容説明
1906年にドイツ、ハノーファーのユダヤ人家庭に生まれてから1975年にニューヨークの自宅で亡くなるまで、少女時代の体験からハイデガー、ヤスパースらと出会う大学時代、ナチス下のドイツから逃亡し、ユダヤ人救援活動をしながらブリュッヒャーやベンヤミンと邂逅し、収容所体験をするパリ時代、そしてアメリカに亡命、『全体主義の起原』を1951年に世に問い、その後『人間の条件』『過去と未来の間』『革命について』の執筆からアイヒマン論争、晩年まで、その生涯の詳細と作品分析と意味について、同時代人のインタビューや膨大な資料をもとにアーレントに直接教わった一番弟子が描く、いまでも超えることのできない決定版伝記、第二版。
目次
- 第1部 一九〇六‐一九三三(“私たちの子”—一九〇六‐一九二四;影—一九二四‐一九二九;ユダヤ人女性としての人生—一九二九‐一九三三)
- 第2部 一九三三‐一九五一(国籍なき者たち—一九三三‐一九四一;忠実さは真理のしるしである—一九四一‐一九四八;公的な生活における私的な顔—一九四八‐一九五一)
- 第3部 一九五一‐一九六五(世界のうちに落ち着くこと—一九五一‐一九六一;後からの癒し—『エルサレムのアイヒマン』一九六一‐一九六五)
- 第4部 一九六五‐一九七五(暗い時代のアメリカ—一九六五‐一九七〇;“もはやない”と“まだない”—『精神の生活』一九七〇‐一九七五)
「BOOKデータベース」 より