書店の開店・閉店関連情報のまとめです。(店名の後ろのかっこ内の数字は坪数。)
●オープン
- 9/15 SOHO BOOKS(15;岡山県倉敷市)
- 11/ 1 OVA栄バスターミナル店 (10;名古屋市東区)
- 11/ 2 Viva神保町(18;東京・千代田区)
- 11/14 宮脇書店ゆめモール下関店(200;山口県下関市)
- 11/16 黒木書店吉塚店(75;福岡市博多区)
- 11/21 ジュンク堂書店神戸さんちか店(兵庫県神戸市)
- 11/23 未来屋書店鹿児島店(340;鹿児島市)
- 11/27 TSUTAYAさせぼ五番街店(250;長崎県佐世保市)
- 11/28 文真堂書店ホームズ草加舎人店(160;埼玉県草加市)
- 12/17 蔦屋書店イオンモール幕張新都心店(440;千葉市美浜区)
SOHO BOOKSは、児島にできた新しい書店。運営は児島に本社を置くアパレルメーカーで、図書館と公民館だった建物を利用した施設内の、ショップインショップ。サイトの案内を引きます。
《1996年秋(9月)私たちが瀬戸内児島にキャピタル最初の直営店舗として KAPITAL KOJIMA STOREをつくり、はや17年になります。17回目の秋を迎える今年、縁あって児島の旧図書館を新たな拠点として、活用することとなりました。これまで、児島地区の中で離れた場所にあった生産工場と企画、営業を旧図書館に統合し、キャピタルの新社屋としてスタートをきります。そして同時に、この新社屋に隣接して、今年5月に移転のため閉店した岡山西市店を 「瀬戸内児島赭店」(KAPITAL SOHO STORE)としてオープンすることができるようになりました》。
《隣接するスペースでは新たな試みとなるキャピタルの書店をオープン。本のセレクトは東京神保町で10年近く古書に精通し現在は茅場町に店を構える森岡書店森岡督行さんとキャピタルが選び抜いた本を販売します》。お店のサイトで店内の様子や扱い商品などが見られます。
Viva神保町、名前だけでは書店だとわかりにくい感じですが、場所は神保町・すずらん通り沿いの冨山房ビル6階。関連記事はこちら。「神保町に初の大活字本専門店」(11/1 読売新聞)。
記事の一部を引きます。《弱視者向けに文字を大きくした「大活字本」の専門店「Viva神保町」が11月2日、本屋街として有名な千代田区神田神保町にオープンする。店を運営するNPO法人「大活字文化普及協会」によると、大活字本の専門店は全国で初めてという》。
《大活字本は、3ミリ程度の一般書籍の文字を5ミリ〜1センチに拡大したものが多く、著作権者と出版社から許諾を得て製作される。さらに読みやすくするため、黒地の紙に白色の文字を印刷した「白黒反転版」や、へこんで読みづらい本の中央部分をリングでとじ、平らにして読みやすく工夫されたものもある》。
《大活字本など約2000冊をそろえる。点字の絵本も取り扱っており、ルーペなどの読書補助具も置いている》。
未来屋書店は、この9月に閉店となった旭屋書店イオンモール鹿児島店の跡地のようですが、340坪と大きめのお店ではあるものの、600坪超あった旭屋時代に比べると、売り場面積は半分ほどに縮小。
さんちか3番街のジュンクは、後述する福家書店が閉店後に、その跡地へ居抜きで出店するお店とのこと。
「イオンの総力を結集した旗艦店」などとされているイオンモール幕張新都心。関連記事はこちら。「「イオンモール幕張新都心」モール4棟に約350の専門店 蔦屋書店も」(9/19 Fashionsnap.com)。記事によれば、1階に入る蔦屋書店イオンモール幕張新都心店は《代官山店のコンセプトをそのまま表現する》お店になるとのこと。このところ、開店閉店の記事をまとめると、毎回のように蔦屋書店の開店案件が含まれているという感じです。
●リニューアル
- 10/21 宮脇書店宇部店(山口県宇部市)
- 11/16 宮脇書店マルナカ西宮店(120;兵庫県西宮市)
- 11/21 明林堂ゆめマートうきは店(130;福岡県うきは市)
宮脇書店宇部店は、文具・雑貨のセレクトショップ「style F(スタイル エフ)」がショップインショップとしてオープン。関連記事はこちら。「宇部・宮脇書店内に文具・雑貨ショップ「スタイルエフ」-書籍との相乗効果も期待」(11/1 山口宇部経済新聞)。
記事の一部を引きます。《大手出版取り次ぎのトーハン(東京都新宿区)が書店内にショップインショップ形態で展開する同コーナー。面積は15坪。「心地の良い生活」「日本の暮らし」をテーマに文具や時計、ハンカチ類や生活雑貨などを取りそろえる。全国8店舗目》。
《同店では、以前から利用客からの要望があったことや、20代〜40代がメーンの客層であること、周辺に文具店がないことなどから、新たな集客手段として取り扱いを開始。約1カ月間かけ、これまでの書籍取扱数18万点は変えずに売り場改変を行った》。
●閉店
- 11/19 福家書店三宮店(兵庫県神戸市)
こちらが把握できていないだけ、という可能性ももちろんありますが、このところ、閉店のニュースを報告する機会が少なくて済んでいるのは、個人的もずいぶん気がらくです。今回も1件だけで、跡地には書店が入るという、入れ替えのケース。福家書店三宮店は、さんちか3番街のお店で、前述の通り、跡地にはジュンクが入ることになっていて、Webには求人募集なども出ています。福家書店の告知はこちら。